デンタルニュース10月号


秋は食べ物がおいしく、食事が楽しい季節ですね。
プリプリのエビ、シャキシャキのレタス、コシのあるうどん、パリパリのお煎餅など。
ところで、これらの食感はどうやって感じているのでしょうか。
歯自体は食感を感じることはできません。
では歯の神経?それとも歯茎や舌でしょうか。

正解は、歯根膜(しこんまく)です。
歯根膜とは、歯の根っこと歯槽骨を結びつける0.5mmほどの繊維性のとても薄い膜です。
歯にかかる力を吸収・緩和し、歯に加わる力が直接歯槽骨に伝わるのを和らげるクッションの働きをしています。
この薄い膜に、ミクロン単位の厚みまで感じることができる人体で最も鋭敏な神経が張り巡らされています。

私たちは、この薄い膜に加わる力の圧力を感じて、食べ物の食感を楽しむことが出来るのです。
しかし、歯根膜は歯を失うと一緒になくなってしまいます。
総入れ歯になってしまうと、もう食感を取り戻すことは出来ないのです。
食べることは生きること。
いくつになっても食事を楽しめる様に、日々の歯磨きを丁寧に。

そして笠原歯科でのクリーニングを受け、虫歯や歯周病のない健康なお口を目指しましょう。